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ヨーク大学で児童英語教授法を学ぶ

森本 敦子さん森本 敦子さん
留学分類:大学院留学
専攻名: 英語教授法 MA Teaching English to Young Learners (通信課程)
留学期間:2009年7月~2012年1月
beoの留学サポートを利用してヨーク大学へ留学。


起源をローマ時代にさかのぼる歴史都市ヨークにあるヨーク大学 University of Yorkは、研究評価、教育評価ともに最高レベルの評価を受けるイギリストップクラスの大学。中でも教育研究学部は研究・教育水準の高さで知られています。同大学で児童英語教授法を学び、卒業間近の森本さんにお話をお聞きしました。
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後日送っていただいた卒業式の写真
留学にいたるまでのご経歴を簡単に教えてください

平成  9年~10年 英国に語学留学
平成10年~14年 大手英会話スクールにて英会話講師勤務
平成14年~現在 私立帝塚山学園帝塚山小学校にて英語教員(主任)として勤務


留学先を決めるにあたって、どのようにして情報を集めましたか?

初めはインターネットで検索したり、興味のある大学の募集要項を集め読んだりしました。留学関係の本もいろいろ読みました。さらに詳しい情報を尋ねたかったので、イギリス留学フェアに参加し大学の担当者と直接話をすることで疑問点をぶつけ、パンフレットでは得られない情報を得ました。beoから大学の広報担当者さんを紹介してもらい、直接メールで質問をさせていただいたりもしました。

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留学先の絞り込みのポイントは何でしたか?なぜイギリスを選んだのかも教えてください

特に、学んだことが実践で活かせるようなコースを探していました。ヨーク大学修士課程の内容については、実践と理論の融合が出来る教育プログラムを大学が提供している様子が入学案内から伝わってきました。またこのコースを作られた先生が直接指導されているなど、コースの内容自体がしっかりしており、また先生方も熱意があるのではないか、と感じました。
イギリスは昔から大好きで、自分の英語力アップのために毎年休暇で出かけていました。イギリスの大学院で学びたかったので、ロンドン大学が開催している夏の集中講座をとり、自分で腕試しをしたこともあります。そのような経験を通じ、イギリスの学習環境や風土、習慣が自分に合っていると強く感じたからです。 

最終的に留学を決めた学校/プログラムに決めた理由は何でしたか?

児童英語教授法を修士で学ぶコースを設置しているのは世界でもほんのわずかの大学しかなかったのですが、ヨーク大学には通信課程があり、教育現場を離れずに学べるコースがあったのでこのコースに決めました。最大の魅力は、学んだことをすぐに実践で活かせ、また教育現場で感じた疑問や課題を大学院での学習に活かせ、すぐに解決できるように感じたのでこのコースに決めました。

beoを利用したことで、よかったと思うこと/可能になったと思うことがあれば教えてください

大学の申し込みの際に、お世話になりました。大学担当者へのコンタクト、ヨーク大学との教務とのやりとりで書類が送れなかったときに、beoの担当の方に手伝ってもらいました。実際は、FAX送信が時差の関係で難しかった(どうやら日曜と祝日は向こうが受け取らなかった)、ということなのですが、応募締切日が近づいていたので私としてはとても焦り、beoの担当者に相談し手伝っていただき、とても助かりました。

留学先の学校のおすすめしたいところを下記の点から教えてください

a-morimoto_3.jpg クラスメイト
私も含め世界の多様な地域から集まった学生は9人(イギリス、ベルギー、ブラジル、アラブ首長国連邦、インド、南アフリカ、スイス、中国系カナダ、日本)いました。同じ志を持ちながら異なる環境で英語を教える友人の存在は大きく、discussionの際に各国での教授法の違いや異文化による教育の考え方の差、など貴重な話をたくさん聞くことが出来ました。彼らとのdiscussionを通じ、日本の英語教育の特徴に気づくこともありました。一つのリサーチに対するアプローチの仕方や結果の予測が全く異なるなど、書物からは学べないことを「クラスメート」を通じ学ぶことができました。この貴重な経験は今後も役に立つと思います。

授業内容
とても熱心でプロ意識が高く、気心は優しい先生方に恵まれました。このMAを創り上げたAnnie Hugh先生の授業からは、このコースを立ち上げられた熱い想いをたくさん感じとることができたように思います。論文作成の指導に直接関わるsupervisorの先生方は、外国人の学生の指導に慣れていらっしゃることもあり、いつもあたたかく、そして厳しくサポートしてくださいました。外国人の生徒だからといった甘えや大目に見る、といったことは一切なく、イギリス人や英語圏の生徒と同様の高い水準を求められたことが、自分自身を高めるよい結果につながっていったと思います。

大学施設
大学内はとても広く、図書館やレストラン、寮、コインランドリーなど、様々な施設が敷地内に集まっています。滞在した寮は個室で新しく、シャワー、ベッド、洗面台、トイレ、机があり、インターネットも自由に接続でき快適に学習できる環境が整っていました。滞在中は、レストランで朝食、夕食をとりますがシェフが賞をとったほど素晴らしい腕前で本当においしく、学習に集中できる環境が整えられていたと思います。

街の様子
ヨークの街は古くから栄えており、大聖堂を中心に発展した様子が伺えます。街の中心部にはかわいらしい店が沢山並び、その石畳の通りや建物はイギリスらしい伝統的で落ち着いた街並みが広がっています。大学までは中心部からバスで15分ほど。世界中から観光客が集まるヨークの街では、飲食店もたくさんあり、生活するには快適で勉強に集中できるよい環境だと思います。

その他
ロンドンから電車で2時間ほどでヨークに着きます。電車の本数も多く、ロンドンまでの移動にも困りません。

学校での1年の流れを教えて下さい

このコースでは、マスター開始時期が1年にいくつかあり、世界中の様々な場所でコースが始まるため、時期と場所を自分で選んでスタートします。私の場合、7月のヨークで始まるコースを選択し、1年間に4つのモジュールを終えなければなりませんでした。つまり1つのモジュールにつきおよそ3ヶ月で締め切りがきますので、与えられたガイドライン(ヨーク大学TEYL独自のテキスト)に従って課題の本や論文を読み込み、テキストに記入されている質問について答えを見つけながら、自分のassignmentを仕上げなくてはなりません。わからないところはいつでも自分のsupervisorに尋ねることができます。しかし通信課程での学習の進め具合は、すべて自分次第。自分の仕事や状況とあわせながらどんどん学習を進めていきます。2年で修了するマスターでしたので、8つのモジュールを終え、合格すると無事卒業することができます。

研究、セルフ・プロジェクトのテーマについて詳しく教えてください

Do different styles of language presentation such as chants, interactive songs or non-interactive songs affect Japanese 8-9 year olds' production of target structures in English?

日本の8-9歳児へのスピーキング力養成に異なる活動(チャンツ、歌、インタラクティブな歌)はどのような影響を及ぼすのか。歌やチャンツは日本の小学校の授業でも人気のある活動ですが、果たしてそのどれが児童のspeakingに一番効果的なのか、を調べました。3つのグループを対象に調べましたが、実際に現場で働きながら修士課程を学んでいたので、データの収集や現状把握などはスムーズに行うことが出来ました。今、小学校の現場では外国語活動が5,6年生に行われている状況を考え、先生方が自信を持って英語を教えられるように何か貢献できる調査がしたい、と思い調べました。

留学してからご自身の英語力に悩まれることはありましたか?どのように克服されたか教えてください

一番心配だったことは、writingです。日本にいながら英語ですべてのコースを修めていくのですから、現地で学ぶよりはるかにきつかったと思います。コースをすすめながらとにかくいろいろな本や論文を読み、よい表現に出会うと内容だけでなく書き方にも注意を払いながら学習を進めました。英語論文の書き方などの本も購入しましたが、結局一番役に立ったのは、英語の論文をとにかく「読み込む」ことでした。ヨーク大学に所属していた2年間は日本語の本を読むことを一切辞め、徹底した「英語漬けの環境」を自分で出来る限り作りました。おかげでコースが進むにつれ、readingもwritingも心配しなくても仕上がるようになりました。

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留学された大学での留学生活を通して得たスキルや体験などで、日本で学んでいては手に入らないと思えるものは何ですか?

日本に比べ、児童英語教育の研究と歴史が長いイギリスで学んだおかげで、日本の枠から飛び出した児童英語教育が学べたと思います。Teaching English to Young Learnersは、TEFLとして外国人の子どもに英語を教える研究だけではなく、イギリス人の子どもに英語を教える内容も含んだ研究であるため、日本の子どもに英語を教えることだけを考えるのではなく、さらに広い視野と(私にとっては)新しい着眼点を持って研究することができました。またイギリス、シンガポール、アラブ首長国連邦、ギリシャ、カナダなどの開講にあわせ世界を飛び回る国際的な教授陣と様々な国の児童を対象に英語教員をしているクラスメートとの出会いや学びは、日本の大学では得ることが出来ないとても貴重な経験だったと思います。

留学先で学んだことは、卒業後のご自身のキャリアにどのような影響を与る(与えている)と思いますか?

広い視野を持って、海外で児童英語がどのように考えられ教授されてきたのかを中心に深く学んだため、新しい視点で自分の学校での教え方や方法について眺め、工夫を凝らすことが出来ています。例えば、日本の小学生には難しすぎる、と思われるような内容でも、同じアジアの他国では教えられるのだから本校の子ども達にも出来ないわけがない、といった気持ちで積極的に授業に組み込むようにしています。

上記まででご回答いただいた以外で留学での一番の思い出、印象に残っていることがあれば教えてください。

まずはあきらめず目標を高く掲げて取り組んでみることだと思います。主任の業務をこなし、学校でもフルで働きながらイギリスのマスターをとることは不可能だ、といろいろな人から言われましたが、どうしてもイギリスの大学で学びたかったので粘り強く勉強を続けました。平日仕事から帰り、遅くまで論文を書き続け、また提出前の1ヶ月、週末はほぼすべて論文作成に時間を費やしたことも今ではいい思い出となっています。




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